数的処理

ヨシオ、カオリ、ノブオの3人が一緒に昼食に行った。3人はAランチ、Bランチ、Cランチのいずれか1つを注文した。3人が注文したメニューについて次のように言ってるとき、注文した人とランチの組み合わせとして正しいのはどれか。ただし、3人はみな違ったメニューを注文しており、また3人のうち1人は真実のみを言い、1人はうそのみを言い、1人は発言のうち半分は真実で半分はうそである。
ノブオ「カオリが注文したのはAランチで、私が食べたのはCランチだった。」
カオリ「ノブオがBランチを注文した。ヨシオはCランチを注文した。」
ヨシオ「私はCランチを食べて、カオリはBランチを食べた。」

えーとまず、3人の発言をまとめてみる。
・ノブオ「A=カオリ」「C=ノブオ」
・カオリ「B=ノブオ」「C=ヨシオ」
・ヨシオ「C=ヨシオ」「B=カオリ」
よく見るとみんなCランチについて言ってる。3人のうち必ず1人は真実を言っているんだから「C=ノブオ」か「C=ヨシオ」の2つの場合わけが考えられる。


①「C=ノブオ」の場合
「C=ノブオ」と言ってるのはノブオとカオリ。2人のどっちかが真実と仮定する。
●ノブオが真実の場合
「A=カオリ」「C=ノブオ」になる。残りは当然「B=ヨシオ」になる。これだと、カオリもヨシオも嘘をついたことになってしまう(嘘をついたのは1人)からこの場合わけはダメ。
●カオリが真実の場合
「B=ノブオ」「C=ヨシオ」「A=カオリ」になる。これだと、ノブオもヨシオも半分真実半分嘘になるから(半分真実半分嘘は1人)この場合わけはダメ。


よって、「C=ノブオ」ではない!!



②「C=ヨシオ」の場合
「C=ヨシオ」と言ってるのはヨシオだけ。ヨシオは真実か、半分真実半分嘘を言っているかの場合わけが考えられる。
●ヨシオが真実の場合
「C=ヨシオ」「B=カオリ」「A=ノブオ」となる。これだと、ノブオは嘘、カオリは半分真実半分嘘をついたと考えてつじつまが合うからこの場合わけはOK!★
●ヨシオが半分真実、半分嘘の場合
「C=ヨシオ」「B=ノブオ」「A=カオリ」となる。これだと、ノブオが半分真実半分嘘をついたことになるから(この場合分けでは半分真実半分嘘はヨシオ)この場合わけはダメ。


ということで、★より、答えは「A=ノブオ」「B=カオリ」「C=ヨシオ」になる。



はあ、すっげー疲れた。分かりやすく説明するのって難しい・・・。けど苦労して書いたからこの手の問題はもう大丈夫!ということにしておこう。無理やり。