あさのあつこ『バッテリー』

バッテリー (角川文庫)

バッテリー (角川文庫)

「こんな傑作を読んでこなかったのかと猛烈に反省  北上次郎

という帯が目に入ってきまして前に購入しちゃいました。野間児童文芸賞という賞を受賞しているようなんですけどこれって児童書なんですかほんとに?いやー早く続きが読みたいです!多分明日にでも買います。
主人公の巧はピッチャーの腕はピカイチ。でプライド高くて俺様天下一なかんじです。ちなみに今度から中学入学。協調性が皆無なので、この先部活の先輩とかと衝突するんだろうなあ・・その弟の青波(せいは)は体が弱くて学校は休みがちなんですが感受性豊かでその発言に時々ハッさせられます。青波の方言や兄を慕ってる様子をみるとホッとします。巧は親とそんなにうまくいってないんですよね。親の気持ちも分かるけど巧や青波、豪(キャッチャー)の気持ちも分かってあげてほしいです。
巧が豪のお母さんに「豪に野球やめさせるよう説得して」と頼まれた後の巧の言葉が(・∀・)イイ!

「おばさん、野球って、させてもらうもんじゃなくて、するもんですよ。」


豪や青波や洋三(じいちゃん)などの存在によって巧はこれから変わっていくのかなあー青波は野球やるのかなーなどなど楽しみがたくさんです。
私も男の子に生まれ変わったら野球やりたいなー